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☆ひかり通信☆

どこへ行こうかな?
2024-07-08
今日からスタート、「自由遊び」
迷いながらも楽しい時間。「私は青い帽子をかぶっているクラスに行く!」そんなことを言ってクラスをさがしている園児もいました。
午前9時10分、放送が流れました。「今から自由遊びを始めます。他の部屋へ行くときは走らず、歩きましょう!」そうです!「自由」に他の部屋へ行って、いろいろな場所で仲良くみんなで遊ぶという取組みです。「どこへ行こうかな?」友達と悩みながら移動する園児の姿が見られました。

「自由」という言葉は、福沢諭吉が、英語の「liberty」(freedomという説もあります)を「自らをもって由となす」と訳したのがその始まりです。つまり、自由とは人から与えられたものではなく、「自らの意思や考え」を「行動の理由」とすることを意味しているのです。

今回の取組みは、「縦割り」の人間関係を構築して、社会性や思いやりを育むことが大きなねらいの一つですが、「自分で決める」ということも重要なポイントです。もちろん他の部屋へは行かず「自分の部屋で遊ぶ」ことを選択するのもありです。「自由」は尊重されなければなりませんが、「自分」があってこそ存在するものです。

5日前から新札の発行が始まり、一万円札の肖像は福沢諭吉から渋沢栄一に代わりました。「自由」という言葉を生み出した福沢諭吉から「現在の経済の礎」を築くために「自ら」率先して動いたといわれる渋沢栄一へのバトンタッチは、これからを生きる子どもたちに必要な力を教えてくれているような気もします。自由遊びは、午後1時10分からも行います。午前、午後とも時間は30分程度です。
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