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☆ひかり通信☆

バッタ、とった、やった~!
2024-09-30
ダンゴムシ→セミ→バッタ
園庭にはたくさんの昆虫などが生息しています。その中で、園児に人気があるのはダンゴムシ、セミ、バッタです。季節の変化とともに、「主役」も変わっていきますが、秋の訪れとともに現在はバッタがその座に就いています。

ついさっきも年少の園児が「バッタ、とった!見て見て!」と見せに来てくれました。ケースに入れて、しばらく観察した後にはまた園庭に逃がすのですが、この秋、何度も何度も捕まるバッタもいることでしょう。「このバッタの名前知ってる?」と質問したところ、「知ってる!普通のバッタ!」との答えが返ってきましたので、「これはショウリョウバッタです。」と教えてあげました。ショウリョウバッタは平均寿命は4~5か月。卵の期間を含めてもおよそ1年でその一生を終えます。

ところで「バッタ」の名前の由来ですが、この昆虫が飛ぶ時の音を表す言葉として「はたはた」がずっとずっと昔(平安時代)の記録に残っています。それが「はったはった」に変化し、やがて「ばった」になり、現在に至るとのことです。ショウリョウバッタは、エサは主にイネ科の植物の葉を食べるそうです。「キチキチキチッ」と鳴きながら飛ぶのはオスです。名前の由来は「精霊流し」で流す舟に形が似ているからという説など諸説あるようです。ショウリョウバッタに限らず、どのバッタも「普通」ではないですね。(トノサマバッタは大きくてその迫力から「殿様」の名前が…。クルマバッタは体の色が緑色から褐色まで多様に変化します。いろいろ紹介するのはまたの機会に…。)
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