☆ひかり通信☆
水のようになれ
2024-11-06
歩み続けろ
年少の園児が階段を走らず移動しています。移動の際は「歩きましょう!」と常々言っているのですが、走る園児もまだまだいます。内閣府の報告によりますと、「転倒・衝突してけがをした」というのが幼保施設事故の第1位です。廊下や階段を走っていると転倒や衝突の起こる可能性が大きくなります。安全・安心の園生活のためにも「歩きましょう!」と言い続けようと思います。
もちろん走っていい場面では全力で走って欲しいです。ジャンプしていい場面では思いっきり跳ねて欲しいとも思います。ブルース・リーは言いました、「友よ水になれ」と。水は注いだ容れ物の形になりますし、流れることも、物を砕いたりすることもあります。その場に相応しい行動を取ることが求められます。
また、ブルース・リーは言いました、「歩み続けろ」と。前に進むんだという決意を込めた言葉ですが、我が道を歩むためには、周りへの気遣いも必要です。
年少の園児が歩く姿を見て、ブルース・リーの言葉を二つ思い出しましたが、「歩きましょう!」は大切なことを含んでいる呼びかけのような気もします。けがをしない、させない園は安全・安心の園です。安全・安心の園こそが夢が膨らむ園だと思います。