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☆ひかり通信☆

いつもと違う火曜日
2022-06-21
あんなこと、こんなこと…
結局、今日は園庭に園児の声が響く時間はありませんでした。いつもはにぎわう砂場もシートがかけられたまま。すべり台もジャングルジムも寂しそうでした。クラブ活動の日でしたが、サッカークラブは室内でボールを使った遊びを行っていました。
遊べないストレスが溜まるのでは?と心配しましたが、各クラスではいろいろと担任の先生と話したり、考えたりする場面が展開されていました。一生懸命で、私が廊下から見ていても全く気付かない園児も多くいました。給食の時も、「このおかず美味しい!」と教えてくれる園児はいましたが、私の姿を見つけて廊下に飛び出してくることもなく、落ち着いて食事をとることができていました。お互いに誘い合ったり、待ってあげたりという場面もたくさん見つけることができましたし、「園長先生、これ見て!」と自分が作った作品を見せてくれ、説明してくれたり…。いつもの日と比べて、言葉が行ったり来たりしているように感じました。
私の夢は、園児が年齢や段階に応じて「言葉のキャッチボール」ができるようになること。本当のキャッチボールは、相手の受けやすいところへ、受けやすい強さで、ボールを投げなければいけません。言葉のキャッチボールも相手がその言葉を受け止められるように、優しくタイミングよく発して欲しいと願っています。それは、相手の顔色をうかがうものではなく、今の相手の心の状態をよく見ることができるようになって欲しいというものです。
降園する園児を見送りながら、今日は園児の言葉がどこか優しくて、心がほっこりする日だったなあと思いました。雨降りの日でしたが、けっしてよくない日ではありませんでした。
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