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☆ひかり通信☆

暑い夏のないものねだり
2022-07-29
WBGTが10時過ぎから31℃オーバー
幸いプールではWBGTが29.0℃でしたが、園庭では午前10時過ぎから31℃を超えていました。「運動は原則禁止」「外出はなるべく避ける」という「危険なレベル」です。枚方市の観測地点でのWBGTを摂津市は参考にしますが、午前10時前から31.0℃を超え、本当に暑い一日です。今日は誰とお話ししても第一声は「暑いですね~。」でした。
そんな中、園庭の誰も遊んでいないすべり台を見ていて、白馬ジャンプ競技場を思い出しました。1998年に開催された長野オリンピックのスキージャンプとノルディック複合ジャンプの競技が行われた会場で、ノーマルヒル用とラージヒル用のジャンプ台が二つ並んでいます。本園のすべり台は二つ並んでいるので、イメージが重なったのだと思いますが、あまりの暑さに冬の雪を思い出したのかもしれません。
人が夏に涼を求めるのは昔からのことで、清少納言の「枕草子」にも夏に氷で涼をとったと記されていますし、江戸時代には氷職人や氷で冷やした水を売る商人もいたようです。この頃の夏の氷は冬場に凍った氷を採取して洞窟や地下に作った氷室に保管していたようで、それを運ぶとなると当然解けてしまい、100キログラムぐらいの大きな氷が10センチ四方の小さなかたまりになってしまうこともあったようです。ですから、氷はとても高価で貴重なものだったのです。
さて、本園のすべり台まで行ってみましたが、職員室からすべり台に到着するまでに汗が吹き出し、すべり台に触れてみると、とても熱かったです。私が解けそう…。
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