摂津ひかり幼稚園／摂津ひかりにこにこ保育園|摂津市

４月の中旬から５月末まで、本園のこいのぼりポールにこいのぼりが泳いでいました。園児には大変人気で、６月に入ってこいのぼりを片付けたときには、ぶどうぐみのある園児から毎日のように「こいのぼりはどこ行っちゃったの？」と質問されました。実は、年少ぐみのある園児にも「こいのぼりがいません！」と６月末まで訴えられて（？）いました。質問というよりも「抗議」といった感じでした…。８月に入った今、「こいのぼりは？」と尋ねる園児は誰もいません。今日の午後、ポールを見上げ、「周りの木の枝を少し落とさないとこいのぼりが泳ぎにくいなあ。」と考えていました。

ところで、わが国では５月５日の「こどもの日」は祝日とされていますが、国民の祝日に関する法律ではこどもの日を、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、 母に感謝する。 」日と定めています。子どもの人格を重んじ、子どもの幸福を考えることは大切ですし、一年365日子どもの人権は守られなければなりません。また、どんな人も出産の痛みと苦しみに耐えながら産んでもらってこの世に誕生したわけで、そのことにはいつも、そしていつまでも感謝しなければなりません。そういう意味では、365日が「こどもの日」ではないでしょうか？「こどもの日」の象徴であるこいのぼりも一年中泳がせてもいいのかもしれませんね。