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☆ひかり通信☆

元気な声が聞こえてきます!
2022-08-09
コミュニケーションの場としてのトイレ
園児用トイレから元気な声がよく聞こえてきます。たとえば、「もう出た~?」と誰かにたずねる声。歌声が聞こえることも…。教えてもらったばかりの歌でしょうか?並んで用を足しながら、何やら楽しそうに話す男の子たちの姿を見かけたこともありました。また、「大きいのが出た~!」と驚いているような声が聞こえたこともありました。
2階のつきぐみの部屋の隣にあるトイレには園児用の奥に大人用のトイレがあるのですが、私がそこへ用を足しに行こうとすると「どこ行くの~?」とついて来る園児がいたこともあります。その後、個室(大人用は、男性用も全て個室です。)から私が出ると、扉の前に二人の園児が待っていて、大変驚きました。園児にとっては、トイレもコミュニケーションの場になっていますが、プライベートが保障される場所でなければならないとも考えています。これは、段階的にそうなればという話ですが…。
かつて、仕事で保育所や幼稚園を訪れた時、便器の小ささに驚いたものです。もちろん本園の便器も大人用と比べると小さいものです。また、個室は扉が低くなっており、安全確認や手伝いの必要性の確認がしやすいようになっており、なるほどと思ったものでした。さらには、1歳児や2歳児が使う洋式便器には、扉もありません。トイレも発達に合わせて、変化していくのですね。
幼稚園の年少ぐみに入園する時までに、オムツがとれていなければならないかという問い合わせをよくいただきますが、オムツがとれていなくても入園することはできます。園でオムツをお預かりし、替えのオムツが不足がすれば連絡を差し上げます。生活の区切りとして、大切な場所として、清潔な場所として、トイレを意識できるようにしたいと園では考えています。
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