本文へ移動

☆ひかり通信☆

窓の向こうに
2022-08-11
広がる世界
「赤門」を外から入って左側に園児用の靴箱があり、登園した園児はそこで外靴と上靴を履き替え、それぞれ自分のクラスへ向かいます。が、4月から5月頃、クラスへ向かえずそこで泣いている年少ぐみの園児が数名いました。そんな園児の大好きな場所が靴箱近くの四角い窓です。そこから外を見て、「ママ〜!」と大きな声で泣いたり、「ママはきっと迎えに来てくれる!」と自分に言い聞かせたり…。バスから降りたばかりなのに「バスに乗って帰ったら、ママが来てくれるんだよ。もうママ、待ってるかも?」と今降りたばかりのバスを窓から見ながら言う園児もいました。
夏休みも半分以上過ぎ、いろいろ振り返っていますが、年少の園児もずいぶん逞しくなりました。窓の向こうに広がる世界は「夢や希望の世界」になってきているのではないでしょうか。
そんなことを考えながら、先日園の外からその窓を見ていたら、窓の向こうからこちらを見ていた園児がいました。何か笑いながら言っています。「赤門」から入り、「何?」と問うと「動物園みたい!」ともっと笑いながら走っていきました。
TOPへ戻る