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☆ひかり通信☆

すてきな園ですね!
2023-05-25
来客の言葉に思わずにっこり!
雲は多いものの、しばらく雨の心配はなさそうです。昼食後の静かな園庭です。
今日の午前中、私を訪ねて来られたお客様に園内を見ていただきました。園庭で遊ぶ様子や、職員室前でメダカの水槽やアゲハのサナギの入ったケースを一生懸命のぞき込む園児の姿、さらにはたくさんの樹木や給食室前の畑で育てている野菜などを熱心に見ておられました。粘土で遊んでいる年中のクラスを見学していると、私だけでなく、お客様にも作ったものを見せてくれる園児がいました。年長で、鍵盤ハーモニカを練習しているクラスがあり、みんなで合わせて曲を演奏し終わった時には、思わずお客様と一緒に拍手をしました。その後、「素敵な園ですね!」とのお言葉をいただき、「ありがとうございます!」と言いながら、笑みを浮かべてしまいました。外から来られた方からいただく言葉は本当にうれしいです。

「どんなところがいいですか?」と伺ったところ、「先生方のことを園児たちが信頼しているところです。」とのことでした。この言葉もうれしかったですが、身が引き締まる思いをしたのも事実です。はたして信頼に応えることが、私たちにはできているのだろうかと。園児たちへ120%の愛情を注がなければならないと、改めて思った次第です。

「園長先生、だっこして~!」とももぐみ、ぶどうぐみ、そして年少ぐみの園児たちがよく言います。幼児の間は、求められただっこには100%応えるべきだとおっしゃっていた大学の先生がおられたと記憶しています。「子どもたちは、だっこされることで安心感を持って次の行動へ移れる」「何度もだっこされることで、心の中にその人の像が形成され、やがてはだっこされなくても、その人を思い浮かべるだけで安心できる」そんなことだったように思います。

すまいるの年少ぐみの園児たちが午睡に入る前に、トイレの前に何人もいました。一人の園児が「園長先生、だっこ~!」と私を見つけて走ってきました。だっこすると、目の前には列ができていました。そして、だっこされた子どもは列の後ろへ…。私はまだまだ思い浮かべるだけで安心できる存在にはなり得ていないなあと苦笑いしました。ふいに後ろから飛びつく子どもが…。年中の園児でした。「後ろから急に飛びつくと危ないやん!」と言うと、列の後ろへその子は並びました。

並べるということは、自分をコントロールできるということ。みんな、しっかり成長しているなあと納得しましたが、だっこはエンドレス…。腕がパンパンになりました。
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