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☆ひかり通信☆

聞くことも大切!
2022-05-19
「言葉で伝えたい」という思い
遠足で年長クラスは、鶴見緑地へ出かけました。今日も最高気温は27℃と予想されていますが、木陰もたくさんあり、緑地内を歩き、芝生の上で遊び、そしてみんなでお弁当と、楽しい時間を過ごすことができました。
今日は、たくさん、たくさん年長の園児と話しました。その時、気が付いたことがありました。話の内容がよくわからない時でも最後まで聞いていると、いつの間にかたくさんの園児が集まって来て、順番に話をしてくれます。しかし、何かの用事があって、「そうかそうか」と生返事をしてしまったり、「こういうことやね」と決めつけてしまったりしたときは、園児が集まって来ないのです。私の様子を実に園児はよく見ています。
幼児期には、言葉を通して先生や友達と心を通わせ、豊かな言葉や表現を身につけ、さらには言葉での伝え合いを楽しむようになって欲しいと願っています。ここでは伝え合いということが大切で、言葉のキャッチボールの中で自分の考えがまとまっていくのだと考えます。
言葉で伝え合う出発は、園児が言葉を伝える楽しさを感じること。その時、私たち大人はまず聞くことの大切さを身をもって示すことが必要です。聞くことの大切さは、「静かに聞きなさい!」と怖い顔をすることよりも、話をしっかり最後まで聞く大人の姿勢を見せることの方が、伝わるように思います。
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