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Englishイマ―ジョンについて

園では、英語に親しむことを目指した活動から英語を使えることを目指した活動まで
幅広い英語活動を設けています。

イマージョンコースについて

Immersionとは「浸す」という意味です。言葉通り、英語に浸ることで、母国語を学ぶように英語を習得していくというバイリンガル教育の一つです。
このコースでは、英語を言葉として吸収することから、少しでも言葉を発することができるように活動します。
見学もしていただけますので、お気軽にお問い合わせください。
コースの説明と経費について
 
イマージョンコースでは以下の特別保育料がかかります。
幼稚園が春・夏・冬の長期休み中や休園中はレッスンがありません。
HOP
 (2歳児)
 
親子分離のクラスです。1回 1時間45分 週1回、2回とお選びいただけます。英語のみで保育を行います。
バイリンガル保育士と英語講師が担当いたします。
 
年少組
 (3歳児)
 
より早くから英語に親しむために、週に3日外国人の先生と一緒に過ごすことを通じて英語に親しみます。園独自のカリキュラムと教材を使用したレッスンも行なっています。
 
月々12,000円(年間教材費20,000円)
年長・年中組
 (4.5歳児)
 
英語が使えるようになることを目的に、毎日を外国人の先生と過ごします。
どの時期に何を教えるかを考えられたカリキュラムを使用してレッスンを行います。
毎日レッスンを行うことを基本とします。
 
月々15,000円(年間教材費20,000円)

定員と入級について

幼稚園・保育園籍に関わらず申し込みをしていただけます。
 

2023年 募集要項

年少組(3歳児)
募集人員
30名程度
3年保育(3歳児)のみ募集です。
説明会
9月の入園説明会の時に行います。
受 付
幼稚園願書受付日(10月2日)
※保育園籍での入園を希望の方も9月に要項と申込書をお渡ししますので、10月2日にお申込みください。
優先について
※数字の順に優先的に入級して頂けます。
①兄・姉がイマージョンコースの在園または卒園生
②2歳児対象HOPクラスの2023年分を受講されている方

※保育園からの進級児の優先枠は2021年度からは廃止です。

Q&A

イマージョンコースのQ&A

 
どのようなことを目標にしていますか?
①英語を日本語を介さずに身につける
 小さなうちから英語にふれることで、脳の言語回路として英語の回路を形成し、英語をそのままの形で理解することを目指します。
②英語に「親しむ」から「使える」に
 英語を生活場面でも使うことにより、言葉を獲得していく上で自然な定着が図れるよう、英語の使用機会を多く設定しています。
③幼稚園教育要領の目的に沿った保育の維持
 幼稚園教諭の資格を持った担任も在籍し、幼児期に必要な保育・教育も行います。
 
どのようなレッスンですか?
4歳児・5歳児クラスはカリキュラムに沿い、毎日40分ほどのレッスンを基本として行います。
3歳児クラスでは、週に3回、歌やダンスといった英語アクティビティ活動を通じて、英語に興味をもち、言葉やフレーズに触れ、それをインプットしていくことを目的とします。
イマージョンコースのレッスンはネイティブの英語指導者が行い、日々の生活場面を通じても自然な形での英語のインプットを図ります。
 
まだ日本語も話せない子どもが、英語を学んでことばが混乱しないのでしょうか?
言語の混乱、それは私達の一番の関心事でもありました。母語と呼ばれる、その子どもにとって一番の言語は母親が話す言葉です。
乳児にとって、日常的に耳に入ってくる言葉、やがてそれが母語として形成されていきます。バイリンガルの人々も母語は持っています。でも、それと並行して第2、第3言語に言語形成の時期に触れることで、それぞれの言語に合わせた回路が脳に形作られていきます。言語の違いは脳の回路の違いによって整理されているといえます。バイリンガルの人が英語と日本語を使い分ける時に、第2言語をいちいち母語に翻訳してはいないといいます。本園がイマージョンクラスの始動期に助言をいただいた大井静雄先生(発達脳科学の医師)によりますと、言語獲得期に異なる言語を学ぶことは、お互いの言語回路を刺激し、母語を使ったコミュニケーションの力をも上げることにもつながるということです。
子どもたちの様子から見たとき、日本語を母語とする子が、英語を学ぶことで日本語の力が落ちるというのは、まったくの根拠のない話だということがわかります。日本の中の幼稚園や学校で、その生活のごく一部の時間を異なる言語にふれることで、国語の力が落ちるなら、多言語環境で育つヨーロッパの人々や、日本の中においてバイリンガルで活躍されている人たちの日本語力が、ほかの日本人よりも劣っているように見えるでしょうか?
もし、日本語の表現力が混乱している子どもがいるなら、その原因は、他の言語を学んだことでなく、母語であれ外国語であれ、言葉を発する喜びを感じることができないような環境にあったこと、日常生活において、その言葉を丁寧に使う機会が少なく、言葉を介してコミュニケーションを図ることの経験が少なかったことなどに原因があると考えています。
 
 
他のクラスの子どもたちとの関係はどうなりますか?
イマージョンコースは、そのままの集団で学年が上がっていくことになりますが、複数クラス設置の場合は、年度替わりにクラス替え行います。英語にふれる時間が多いので、必然的に他の取り組みの時間が減ることはやむを得ないところです。しかし、カリキュラムの違いはありますが、子どもたちに無理のない範囲で、他のクラスの子どもと同じように取り組んでいくことになります。就学前に獲得しておくべき基本の力については残りの保育を通じて身につけます。また、他のクラスの園児たちには「英語をたくさんお勉強するクラス」という表現で伝えていくようにしています。 

 
英語資格の習得につながるのでしょうか?
イマージョンコースは、「英語教育」としては考えていません。「教える」「覚える」ということを目的とはしていません。その意味では「英検Jr」や「TOEIC」などの資格を目指して上達を図ろうとする早期英語教育とは別の取り組みです。私たちは、「英語環境」を提供することを通じて、ツールとしての言葉を獲得することを目指しています。園では、課外で「英検Jr」の紹介などをすることはありますが、それらの上達のためにイマージョンコースは位置づけていません。
小学校段階からの英語教育の導入、受験での英語資格のテスト点数への読み替えなど、さまざまな動きもありますが、私たちはもっと自然体で幼児期英語について取り組みたいと思っています。

 

英語活動の沿線

 
2001年 英語教育の開始(週1回程度)
2010年 委託により行っていた英語活動を園独自の内容に変更
2013年 4歳児イマージョンクラス開始   ネイティブの先生を配置
2014年 5歳児イマージョンクラス開始
2015年 3歳児イマージョンクラス開始
2016年 園外の2歳児を対象に親子で学べるHOPクラス開始
2023年 HOPクラスを子どもだけの2歳児の英語預かりを開始
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