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☆ひかり通信☆

心もそろう!
2022-05-26
ぶどうぐみの善行
昨日(5月25日)の夕方のことです。ぶどうぐみの一人の園児がももぐみやぶどうぐみの他の園児の靴をきちんとそろえてくれていたのです。それを見てうれしかったです。「ありがとう!」と声をかけるとその園児は照れてしまって、部屋の中へ…。
哲学者で教育者の森信三さんは「しつけの三原則」として、「あいさつは自分から先にする」「名前を呼ばれたら「ハイ」と返事をする」「はきものをそろえ、椅子は入れる」ことをおっしゃておられました。あいさつは相手の存在を認め、大切にすることにつながり、「ハイ」の返事は共感・理解・納得・自覚の表現です。そして、はきものをそろえることや椅子を入れることは終わりをキチンとすることであり、自制力と自律性につながります。
はきものをそろえることは心をそろえること、つまり心を落ち着かせることになるとも言われています。次に靴などをはく時にもキチンとそろっていると、慌てずに行動をスタートできます。靴をそろえてくれた園児のおかげで、きっと他の園児たちも安全で安心のスタートができたのではないでしょうか。
昨日のことを思い出しながら、今日は穏やかな気持ちで一日がスタートしました。そして、2歳児がしていたことを大人がキチンとできているだろうかという振り返りもしました。三原則は大人にも大切なことです。また、森信三さんは「人生二度なし」という言葉も残しておられます。毎日を悔いのない日々にするためにも、「あいさつ」「返事」「はき物をそろえる」の三つを私も心がけます。
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