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☆ひかり通信☆

素敵な環境づくりを!
2022-06-03
出会いと発見の連続!
ぶどうぐみの園児が昨日から何度も訴えてきます。「こいのぼり、ないねぇ。」6月に入り、降ろしたのですが、気になって仕方ないようです。「もう6月だから降ろしたんですよ。」と昨日も話したのですが、あまり納得できる答えではなかったようです。「長い間泳いでいたので、おうちに帰りたくなって帰っちゃった。」今日はそう説明しましたが、はたして明日は…。
教育・保育の環境の中でも、「人」つまり幼稚園教諭や保育士、もちろん園長の言動は大切です。興味や関心が広がるかどうかやルールやマナーの大切さを学べるかどうかは、園の職員の表情や動き、話し方やその内容によるところも大きいです。
四季の植物や昆虫などの小さな生物と出会えるチャンスが園内では何度もあります。園庭のパンジーには「ツマグロヒョウモン」の幼虫がいました。きれいなオレンジ色のチョウになるのですが、見た目から「毛虫」と間違われて、退治されてしまうことがよくあるそうです。「自然」という環境を生かすためにも、私たちは知識を蓄えておく必要があります。
「この花は何の花?」という質問に「ゴーヤ」と答えることができれば、「ゴーヤってなあに?」という質問がまた返ってくるでしょう。昨日も「捕まえた!」と言って「カナヘビ」(トカゲの一種)を職員室に持って来た園児がいました。「それはカナヘビというトカゲだよ!」と答えました。ヤモリも二ホントカゲもカナヘビもごちゃ混ぜにせずに説明すると「へー!」っとなるのではないでしょうか。「ムカデ」「ヤスデ」「ゲジ(ゲジゲジ)」をひとくくりにしてしまうこともよくありますが、その危険性(ムカデの顎にはセロトニンやヒスタミンなどの成分を含んだ毒があります。)からも、キチンと見分けられる方がいいのではないでしょうか。
トマトやキュウリ、ナスが実り始めています。園内には花もたくさん咲いています。野菜や花の名前、虫などの生き物も名前を知れば、親しみもさらに湧いてきます。園児のためにも、私たち大人がしっかり名前を覚えたいと思います。先ずは私から…。
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