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☆ひかり通信☆

雨が空から降れば…
2022-06-06
何でだろう?
「雨が空から降れば」というタイトルの曲をご存知でしょうか。別役実作詞、小室等作曲で、NHKの「みんなのうた」でも取り上げられたことがある曲です。雨の日の光景を描写し、私の好きな曲の一つです。きっと深い意味がこの曲には込められているに違いないとずっと思っていました。「雨がしとしと降れば、思い出はしとしとにじむ」というフレーズからそんなふうに思っていたのでした。「しとしとにじむって何だろう?」
昨夜からの雨で、園庭はすっかり濡れてしまい、今日は外で遊ぶことができません。先週、今週と実施しています保育参観ですが、今日は保護者の皆様には雨の中、お越しいただくことになります。大変な中、ありがとうございます。こんな日は、年少組の園児からの「何で?」「どうして?」「どこへ?」の質問が山ほど飛んできます。「何で、畑を見ているの?」「どうしてここを歩いているの?」「これからどこへ行くの?」
こんな「何で?」の嵐は、幼児期の特徴の一つです。「うるさい!」「しつこい!」と対応せず、「何でやろうねえ。」とか「一緒に調べてみようか。」と返してみることが大切です。そして、自分で考えたり、調べたりしたときは、おもいきりほめてあげてください。好奇心や思考力がぐっと伸びるこの時期の「何で?」は大変重要なのです。
さて、「雨が空から降れば」を作曲した小室等さんがこの歌の深い意味について質問され、語っておられるのを最近聞きました。「この歌に深い意味はありません。ただ、雨の日はしょうがない!ということです。」ちょっとガクッときましたが、なるほど、雨の日はたしかにしょうがない…。
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