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☆ひかり通信☆

先生の背中
2022-06-17
子どもの視線の先
よく先輩の先生に言われました。「子どもは大人が言うようには動かないが、大人がするようには動く。」子どもは、大人がなかなか望んだり、思ったりするようには行動しないけれども、実に大人のことをよく見ており、大人のすることを真似て行動するようになるということですが、何度もその通りだなあと感じる場面に出会いました。子どもは「大人の背中を見て育つ」とも言いますが、特に私たち教育や保育に携わる者は、肝に銘じておかねばなりません。
昨日、歯科検診で泣いていたぶどうぐみ(2歳児)の園児に「今日は歯科検診はないからね!」と朝、登園時に声をかけたのですが、すみません、今日は内科健診を保育園籍の園児を対象に行う日でした…。内科健診が始まって、様子を見に行くと…。何人かは泣いていました。そして、それを不安そうに見る待っている園児たち。
しかし、視線の先には泣いている園児の姿だけではなく、しっかり園児を抱きしめてくれている先生の背中がありました。その背中は「大丈夫!私があなたたちを守っています。安心してください。」と語っています。
その背中を見て、私の心も温かくなりました。この背中を見ている園児たち。優しくて強い子どもに育つことと信じています。
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