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☆ひかり通信☆

今日は奇跡の人の日
2022-06-27
かけがえのないこの命
避難訓練を行いました。給食室で火災が発生したとの想定です。防災担当者がその場合、3階のサニーとグローリー、さらには2階のひかり1とひかり2の合計4クラスはらせん階段をおそらく使用できないだろうと事前に考え、屋上のプールを通って別棟に移動することにしました。形だけではなく、火元を考え、適切な避難経路を考えることは重要です。様々な場合を想定しておかねばならないですし、想定外のことが起きても最善を尽くさねばなりません。
園庭に全員が無事避難し、私が話したことは、次の二つです。「皆さんの命は大切です。先生たちが必ず皆さんを守ります。だから、もしもの時に慌てないで、騒がないで、先生のお話をしっかり聞いてください。」と、先ず園児に。そして、本園の職員には「火災の際に、熱い空気が肺に入って呼吸ができなくなったり、有毒なガスを吸い込んで意識を失ったりすることがよくあります。鼻や口を何かで覆うことを意識させてください。」と伝えました。
「命は一人に一つ」そして、「かけがえのない命」です。また、尊いものであると同時に、この世に誕生し、生きるということは「奇跡」とも言えることです。そして、人との出会いも「奇跡」です。これだけたくさんの人がいる中で、人と人が出会うことはすごいことです。大切な命、貴重な出会い、それらを生かすためにも安全で、安心できる毎日を過ごせるよう私たちは日々努めてまいります。
今日は、ヘレン・ケラーの誕生日(1880年)です。ヘレン・ケラーは「奇跡の人」と呼ばれますが、日本でそう呼ばれるようになったのはヘレン・ケラーとアン・サリヴァンの逸話をもとにした戯曲「The Miracle Worker」の題名を「奇跡の人」と和訳し、ヘレン・ケラーのことを示していると誤解したためだと言われています。実際には、「奇跡の人」とは、ヘレン・ケラーが生涯にわたって「先生」と慕い続けたアン・サリヴァンのことだったのです。私たちも「先生」と呼ばれる仕事をしています。「奇跡」という言葉をしっかりかみしめたいと思います。
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