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☆ひかり通信☆

手のぬくもり
2022-07-06
守られる人から守る人へ
第二中学校三年生と合同での避難訓練を実施しました。集中豪雨などの影響で淀川・安威川が氾濫する恐れが生じているとの想定で、本園の年少ぐみとぶどうぐみの園児(2歳・3歳の園児)が第二中学校の校舎へ避難する訓練でしたが、中学三年生が園まで迎えに来てくれ、手をつないで移動してくれるというものでした。
園児の目線に合わせて低くなって話をしてくれる生徒たち。初めは緊張していた園児たちも徐々に安心した顔に!校舎の2階や3階まで避難した後も、園まで送ってくれました。別れ際に「ありがとう!」と手を振る園児たち。少し照れた様子の生徒たち。優しさにあふれた表情でした。以下、訓練の最後に私が生徒に向けて話した内容です。
「大きな災害が発生したときに、第二中学校は避難場所に指定されています。今日は浸水を想定しての訓練でしたが、小さな子どもたちが安心して避難できるよう、優しく手をつないで移動してくれました。ありがとうございました。優しい二中、優しい二中の三年生の姿を見ることができました。今日、皆さんは小さな子どもたちの命を預かったわけです。様々な配慮をしてくれました。これまで災害時には命を守ってもらうことばかり考えていたかもしれませんが、大きくなった皆さんにはこれからは命を守る人になって欲しいと願っています。それが皆さんにはできるはずです。どうぞ、よろしくお願いします。第二中学校の校長先生はじめ、教職員の皆様にも大変お世話になりました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。」
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