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☆ひかり通信☆

上下前後左右
2022-07-14
あれ?なんか変⁉
上下前後左右などを認識することは、いつ頃からできるようになるのでしょうか。空間認識の一番の基本は上下だと言われていますが、上下を認識できるのは2歳頃だと言われています。その次は前後、内外の認識です。3歳頃からでき始めるという説もあります。最後にわかるようになるのは左右や遠近だそうです。それは、4歳頃だと言われていますが、年少ぐみで靴を左右反対に履いている園児をよく見かけることがあるのも頷けるところです。もちろん、発達には個人差がありますので、ここで述べていることが誰にでも当てはまるわけではありません。
空間認識ができるようになることは、生活のエリアを広げ、また思考を発展させるために大切なことです。しかし、段階的にできることを広げなければなりません。発達段階に応じて、日常の生活場面で具体的に教えてあげたいですね。
園でも、園児が靴の左右を反対に履く、制服のズボンやスカートを前後反対に履く、制服のズボンや体操服のズボンの片方に両足を突っ込んでしまうなどの場面を見かけます。そんな場面を見かけたとき、空間認識がどの段階かもキチンと見ながら、具体的に声かけをしていきたいと考えています。「園長先生~!」と駆け寄ってくる年少ぐみの園児がたくさんいます。4月には前後反対にズボンやスカートを履いている園児をよく見かけましたが、最近では少なくなってきました。靴を左右反対に履いているのをけっこう多く見かけますが、これもそのうち減っていくことでしょう。日々、子どもたちは成長しています。
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