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☆ひかり通信☆

きっと いつまでも笑顔は 大きくなっても忘れない
2023-02-02
しあわせの数かぞえよう
冬の星空はきれいです。他の季節よりも星が輝いて見えるのは、空気が乾燥しており、夏よりも街の灯りが少ないことなどが理由として挙げられます。いつも誕生会の時に紹介している「12の誕生日に」(作詞:武藤たづる 作曲:いずみたく)の2月の歌詞は「2月生まれの友達と 数えてみたいものがある 凍った空の星の数 冷たい銀の冬の星」というものですが、きれいな星空は冬の醍醐味です。

今日は、2月生まれの園児の誕生日会でした。先生からのプレゼントがとても面白かったです。誕生日を祝って、鬼さんが来てくれたのですが、何とツノを落としてしまったのです。誰かが拾って持って来てくれましたが、ツノだと思ったものが、おにぎりだったり、傘だったり、アイスクリームだったり…。ツノが生えているところから何かが出てくるたびに園児は大喜びでした。しかし、園児以上に、私が先生からのプレゼントを楽しみにしているのかもしれません。

年長ぐみの園児からの歌のプレゼントに、今月も胸が熱くなりました。「ピンク帽子の“ドレミファソ”」(作詞、作曲:MINMI)という曲です。「今日 楽しかったことを 教えてね 教えるよ しあわせの数かぞえよう」ということで、幼稚園や保育園での思い出をふりかえっていきます。卒園を来月に控えた年長のみんなが歌うから、よけいにジーンとくるのかもしれません。もちろん、けんかしたこともあったことでしょう。そのことも、仲直りしたこともみんな大切な思い出です。「ニコニコ 笑顔で また明日 きっと いつまでも笑顔は 大きくなっても忘れない」お互いの笑顔を、大切な宝物にして欲しいなあという思いで、歌うのを聞いていました。

幼い頃、父と夜に散歩をしたことを思い出しました。夏は街灯に集まる虫を見ました。カブトムシを見つけたこともありました。冬は星空を眺めました。冬の大三角を教えてもらいました。寒かったですが、確かに星はきれいでした。誕生会の歌を通して、私の心の奥の大切な宝箱を久しぶりに開けることができました。ありがとう…。
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