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☆ひかり通信☆

園長先生が小さく見える!
2023-02-07
鳥は人をどのように見ているのでしょう?
「園長先生が小さく見える~!」2階から年中の園児たちが声をかけてくれました。「僕たちがずっとずっと大きくなった~!」たしかに高いところから下を見ると、地上のものが小さく見えます。スカイツリーや東京タワーの展望台から地上を見下ろすと、人は蟻よりも小さく、自動車は豆粒のように感じます。つまり、自分はすごく大きくなったように錯覚します。山に登って川や住宅地を眺めた時にも、その景色を見て、自分はすごいところにいるのだと思うことがあります。お城の天守閣から、殿様が味わう気分はこのようなものだったのかと想像します。

それにしても、子どもの言葉は面白いです。素直に発した言葉をつなぐとすぐに詩ができそうな気がします。その後、園児は「お~い!お~い!」と言いましたが、順番に言葉を並べると、立派な詩が完成します。高いところからは、大きな声を出したくなります。山で「やっほ~!」と叫ぶのはその表れです。みんな、大きく大きくなってくださいね。そして、いつか、大きくなったみんなに、私が高いところから声をかけてみたいです。

園内で今、一番見かける鳥は「ヒヨドリ」です。「ピーヨ!ピーヨ!」と鳴くことからヒヨドリという名前になったとも言われていますが、糖分が好きで、果実や花の蜜を求めて、秋から冬、そして春までは街中を飛び回るようです。(夏の間は、昆虫類が主な食物だそうです。)さて、鳥から見ると、人はどう見えるのでしょうか。空から見て、「人間って小さいな」と感じているから地上に下りて来た時、人が近づくと「えっ!人間って、こんなに大きいのか!」と慌てて逃げるのでしょうか?
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