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☆ひかり通信☆

予行が進んでいます。
2023-02-08
緊張感の中にも楽しさが…
曇り空です。にわか雨が心配な空模様ですが、午後3時ごろからは太陽が顔をのぞかせるとの予報です。生活発表会の予行に当たっていないクラスは、朝会で体操を行い、元気に体を動かしています。気温が10℃近くまで上がっているので、やや汗ばむ感じです。

体育館では、月曜日から連日、クラスごとの生活発表会予行が行われています。笑顔は人から人へ広がりますが、緊張も同じようです。舞台上で緊張する園児の表情から、指揮をする先生も緊張する場合もあれば、周りの先生の緊張した雰囲気から、演ずる園児たちが緊張でがちがちになってしまう場合も。私も体育館へ見に行った時には、できるだけ笑顔で見るように努めています。

またまた思い出話になってしまいますが、予行での思い出はたくさんあります。自身が小学生の頃の卒業式の予行で、舞台上で失敗した人のことを笑って担任の先生に叱られたこと。小学2年生の頃に開催された「学習発表会」で、司会をしたのですが、セリフが決まっていて「おおかみはどこへ行ったのでしょう?怖かったですね!」と予行で何度も言わされ、嫌になった記憶があります。小学校の校長を務めていた頃、卒業式の予行中に震度3程度の地震があり、児童が騒然となりかけた時に「大丈夫!揺れはもう収まった!みんなのことは校長先生が守るから、あわてなくていい!」と呼びかけると静かになり、その後予行を続けたこと。なみはや国体のリハーサル大会に位置付けた全日本教員バスケットボール大会でレフリーをするチャンスをいただき、翌年の国体でもレフリーができるよう、一生懸命頑張ったこと。まだまだありますが、これぐらいにしておきます。

予行の「予」という漢字には「あらかじめ」という意味があります。「前もって」と言い換えてもいいでしょう。人はやったことがないことは、なかなかできません。あらかじめ、やっておくことで、自信もつくでしょうし、改善ということにも取り組めます。やはり、予行は意味あることだと思います。また、「予」という漢字には「よろこぶ」とか「楽しむ」という意味もあります。どうか園児の皆さん、事前に行うことで、みんなと音楽や劇に取り組める喜びや、演じることの楽しさを感じてくださいね。そして、その姿を本番の生活発表会で、見に来ていただいた保護者の方々に、ぜひ見せて欲しいと願っています。
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