本文へ移動

☆ひかり通信☆

ニャン・ニャン・ニャン
2023-02-22
2月22日は猫の日
先日の朝のことです。登園した園児がなかなか自分の部屋へ向かわず、私の後ろで動きません。そして、時折「ニャー!」と声を出して、私を呼びます。「どうしたの?早く教室へ行きや!」と言うと、返事は「ニャー!」。「寒いから、早よ部屋へ行きや!」と促しても、「ニャー!」。さらに、「上靴に履き替えて!」と言っても、「ニャー!」。そして、「わかった、わかった!猫さんはずっとここにいるんやね!」と言うと、「園長先生、僕、人間やで!猫と違うで!」。そう言うと、靴を履き替えて、部屋の方へ行きました。

朝や夕方、園庭の隅っこで猫を見かけることが冬になってからありません。毎朝、先生に砂場の点検をお願いしていますが、以前のような「被害」はありません。実は、飼い猫の寿命は10年以上ですが、野良猫は3~5年ぐらいしか生きることができないそうです。野良猫にとって、厳しい冬の寒さを乗り越えることは大変難しいようです。また、冬場はエサを捕ることもできません。少しでも暖かい場所を探し、本来単独で行動する猫が身を寄せ合って冬を生きていますが、子猫や老猫は冬を越せないことが多いようです。猫を人間の勝手で捨てないことが、大切なことではないでしょうか。「被害」を受けないようにするためにも、飼うなら責任を持って欲しいですね。それは、他の飼育動物にも言えることですね。

今日、2月22日は「猫の日」です。日本の猫の日実行委員会が、1987年に制定したもので、この日に様々なキャンペーンやイベントを行っているそうです。また、捨て猫防止などについての啓発活動も展開されているようです。なぜ今日が猫の日になったのでしょう?それは、2が3つ続くことから「ニャン・ニャン・ニャン」の語呂合わせにちなむようです。猫の日ですが、先日「ニャー」と言っていた園児は、私の手に思いきりタッチすると、今日は「ニャンにも」言わずに友達と部屋へ向かいました。
TOPへ戻る