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☆ひかり通信☆

Thank you!
2023-02-27
You're welcome!
今朝のことです。自分の部屋へ向かえず、少しべそをかいている園児が赤門を入ったところにいました。そして、その子を迎えに来てくれた同じクラスの園児がいました。しばらくして、担任の先生もやって来て、みんなでクラスの方へ向かいました。

それから3時間半ほど経った頃、朝、迎えに来てくれた園児と廊下で出会いました。「朝は迎えに来てくれてありがとう!」と話しかけると、「ありがとうなんて言わんでもいいよ!」と返事が返ってきました。続けて、「でも、園長先生、何でありがとうって言うの?」と質問です。「それはね、うれしかったからです。」「何でうれしかったん?」やり取りは続きました。

「同じクラスの子が困っている時に、助けてくれる優しさがうれしかったんやで。ありがとう!」「はい!どういたしまして!」と笑顔で、その園児は自分の部屋の方へ向かいました。

「ありがとう…どういたしまして」(作:ルイス=スロボドキン)という絵本があります。いつでも感謝の言葉「ありがとう」が言えるジミー坊やは、自分も「どういたしまして」を言ってみたいと思うようになりました。どうしたら言えるかを考えていましたが、お母さんに教えてもらいました。「みんなに親切にしてあげると、みんなは「ありがとう」って言うから、ジミーは「どういたしまして」と言えるのよ。」

「どういたしまして」が自然に言える優しい園児を発見し、うれしくなった午後でした。
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