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☆ひかり通信☆

年少のクラスにぶどうぐみの園児が!
2023-03-02
進級への希望が膨らみます!
私が小さい頃、空き地でよく野球をして遊びました。小学校1年生の頃から、近所の高学年のお兄ちゃんが誘いに来てくれるのでした。サザエさんやドラえもんでよくある場面ですが、打ったボールでガラスを割ってしまうなんてことも実際にありました。高学年のお兄ちゃんがかっこよくホームランを打った後、叱られてシュンとなっていました。でも、あんなふうに遠くまでボールを飛ばしたいなあと思ったものでした。だんだん空き地がなくなっていき、縦の関係で遊ぶことが少なくなり、やがて同じ学年の人とばかり遊ぶようになっていきました。

縦割り保育や教育の重要性は以前から言われています。就学前の保育・教育の施設や小学校で、思いやりの心を育んだり、憧れの気持ちから年齢が上の子どもからいろいろ学んだりすることを意図的に設定します。また、小中一貫校や義務教育学校の発想も出発点は同じだと言えるでしょう。人間関係づくりだけではなく、一貫性や系統性のある学びが連続的にできるメリットがあります。本園でも幼稚園と保育園が併設される強みを生かし、0歳から5歳までの学びを展開しています。

今日、廊下を歩いていると年少ぐみの部屋で、ぶどうぐみの園児が一緒に活動していました。年少の園児が優しく遊んであげています。年齢は1年しか違わないのに頼もしいです。ぶどうぐみの園児は目を輝かせて部屋の中を見回しています。4月から、ここで学ぶんだという期待を胸に。

今後、給食を一緒に食べるなど、いろいろ計画しています。なかなか地域で子どもたちの縦の関係ができにくい中、幼稚園・保育園、小中学校の担う役割は大きいですね。
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