本文へ移動

☆ひかり通信☆

写真は未来へのメッセージ
2023-04-20
クラス写真の撮影
朝、園内を巡回していた時、ぶどうぐみにありました!昨日のこいのぼりが飾られていました。かわいくて、楽しい姿に思わず笑顔になってしまいます。その後、赤門の前へ向かい、登園の出迎えに立ちました。何人かの園児から「いつもの服と違う!」と言われました。ある保護者の方からは「今日はクラス写真の撮影ですね!」と。正解です!今日は、年中、年長のクラス写真撮影日です。それでスーツを着用していたのです。

もちろん、私にも幼稚園や小学校に通っていた時代があります。幼稚園の入園式や卒園式の写真、小学校の入学式の写真はあるのですが、小学校の卒業式以降、学校の式の写真や集合写真はありません。理由はよくわかりませんが、とにかくないのです。幼稚園や小学校の式の写真ですが、私には笑顔は全くありません。とてもとても硬い表情です。私がまだ小学生や中学生だった頃の写真はどれも顔がこわばっているようにも見えます。写真を撮るとなると妙に構えてしまい、自然な顔ができなかった記憶があります。それは私だけでなく、みんなそうだったように思います。

年中、年長の園児たちがクラス写真に臨む姿を見ていると、実に自然です。写真屋さんが「後でポーズを取らせてあげるから、まず気をつけしてキチンと撮りましょう!」とどのクラスの園児にも言っておられましたが、横を見たり、振り返ったりすると、確かにみんないろいろなポーズを取っています。時代は大きく大きく変わったなあと思いました。写真というものがすっかり日常のものになっています。

写真は未来へのメッセージだと私は思います。「こんな頃があったんだよ。未来の私の気持ちが沈んでいたら、これを見て元気を出して!もし夢が叶っていたなら、夢を抱いた自分自身を褒めてあげて!」写真が簡単に撮れる時代ですが、同時に簡単に消すこともできます。でも、写真にはいつもメッセージが含まれているものだということを忘れないでいて欲しいです。現在・過去・未来をつなぐという大きな役割が写真にはあるのです。そんなことを思いながら、私も一緒に写りました。園児たちの未来に幸多かれと思いながら…。
TOPへ戻る