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☆ひかり通信☆

じゃあまたね!
2023-06-14
ほのぼのとした午後…
年中のあるクラスの園児が「見に来て!」と職員室へ呼びに来てくれました。手を引かれて行ってみると…。粘土でつくったものや自由画帳に描いたものを見せてくれました。すると、そのクラスの他の園児もいろいろ見せてくれました。面白い「作品」がたくさんありました。

職員室へ戻ると、職員室前には年少の園児二人がいました。「園長先生、どこ行ってたの?」「体、前に倒せるよ!柔らかいでしょ!」と話しかけてきます。返事をしようとすると「じゃあまたね!」と手を振ります。職員室へ戻って、また別の部屋へ行こうとするとさっきの園児二人がまだいます。「園長先生、どこいくの?」「ちょっとももぐみのところまで!」と返事をすると、今度もまた「じゃあまたね!」と手を振ってくれました。

「じゃあまたね!」というのはどんな気持ちの表れなのでしょうか?「またね」が含まれているので、再び会いたいという思いが含まれているのでしょうか?それともとりあえずその場をしめくくるために「今はもうおしまい!」ということで使われているのでしょうか?小さい頃、デパートで何かを買って欲しい時に欲しいものをじっと見ていたら「また今度!」とよく言われました。でも、「今度」はなかなか実現しませんでした。「じゃあまたね!」でそんなことを思い出します…。いつも「じゃあまたね!」と手を振ってくれた友の笑顔も浮かびました。会うとやっぱり笑顔で手を振ってくれました。

言葉って難しいです。でも覚えた言葉は使いたいものです。どんどん言葉を覚えていく幼児たちと日常接していて、いろいろ考えさせられます。
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