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☆ひかり通信☆

シャボン玉とんだ
2023-07-03
元気に育って欲しいという願い
「シャボン玉」は、野口雨情 作詞、中山晋平 作曲の有名な童謡です。私も学生時代、音楽の課題でこの曲をピアノ室で練習した思い出があります。小学校で教えることを想定しての弾き語りのテストがあったのです。その懐かしい曲を思わず口ずさみそうになりました。年長の園児たちが水遊びを楽しむ中で、シャボン玉を飛ばしている場面を見つけたからです。

大きなシャボン玉が宙を舞い、高く上がっていきます。やがて、パチンと壊れていきます。様々な説がありますが、シャボン玉の歌詞は、幼くして亡くなった子どもへの鎮魂歌とも言われています。この歌詞が最初に発表された1922年当時は、幼くして亡くなってしまう子どもの数はけっして少なくなかったようです。そのため、子どもが災害や病気に見舞われることなく、その人生を全うして欲しいという願いがシャボン玉の曲には込められているというのです。

笑顔でシャボン玉を追いかける園児の姿を見て、私も園児たちがたくましく育って欲しいと願いました。切ない曲ですが、好きな童謡アンケートでは、必ず上位に入る曲でもあります。そうです!子どもたちは未来の社会を担う宝物なのです。
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