摂津ひかり幼稚園／摂津ひかりにこにこ保育園|摂津市

ももぐみの園児が「自分がする～！」と少しもめそうな雰囲気。何をすることでもめそうだったかと言うと、「ぽっくり」とか「パカポコ」と言われる竹馬遊びにつながる幼児用のおもちゃの片付けをめぐってのことでした。

「片付けなさい！」と叱られて、いやいや片付けをした経験は私にもあります。人に押し付けようとして、もっと叱られたこともあります。しかし、ももぐみの園児たちは、積極的に自分が片付けをしたいと言っているのです。「なぜなのだろう？」と私は思いました。

先生がほめてくれることも大きいです。元のところへぽっくりのひもをかけると笑顔で「ありがとう！」と言ってくれるのです。また、先生が片付ける姿を園児たちはよく見ています。テキパキと片付ける先生の姿は、「片付け≠面倒なこと」と園児に印象付けることにつながっているのではないでしょうか。そして、遊びが終わるということは、幼児には嫌なことだと思います。「片付け＝遊びの終わり」だからです。しかし、片付けはいいことだと印象付けられることで、遊びが気持ちよく終われます。

積極的に（？）もめている園児たちに先生は素敵な言葉をかけました。「今から片付ける○○ちゃんにどこにお片付けしたらいいか教えてあげてね！」自分が片付けると言っていた園児は、指さしながら教えてあげていました。「みんなありがとう！」と先生が笑顔で言うと、園児たちもみんなニッコリ！素敵な場面を見せてもらいました。