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☆ひかり通信☆

楽しいね!
2023-12-05
年少のイマージョンクラスのレッスンの時間から
廊下を通ると年少のイマージョンクラスから英語の歌声とともに笑い声!「何だろう?」と足を止め、様子をしばらく見ていました。ネイティブの先生は全て英語で話します。とにかく園児たちは楽しそうです。やりとりは全て英語ですが、そこに違和感はありません。

幼児期に、肌で感じ、吸収した英語を定着させるためには、リスニングからイメージできるようになった英語を次の段階ではリーディングから英語を理解できるようにすればいいと言う人もいます。このことを英語を日本語に訳すことと勘違いしてしまうことはよくあることですが、そうではありません。

私は小学生の頃、英会話を習いに行っていました。教室では英語で先生とやり取りします。とても楽しかった思い出が残っています。中学校で英語を習うことが楽しみでしたが、進学して実際に授業が始まってみると英語が嫌いになってしまいました。英語を単語一つずつから日本語に訳し、それを何とかつなぎ合わせて、意味の通る文にしていくのです。その逆もありますが、ふと思いました。「外国に行くことなんかないやろうし、こんな面倒くさいこと必要ないんと違う?」そう思うと、語学を学ぶのではなく、パズルをやっているような感覚で、英語の授業に面白みなど感じなくなってしまっていました。

後に、大学の英語の授業で、英語の小説や詩を楽しみましたが、それはとても面白かったです。英文を読んで、いろいろなことをイメージし、自分なりに解釈していくのです。英語は英語なのです。英語を学ぶということは、英語で英語のことを考えるということであり、英語を英語の力で読解するということなのだと思いました。

笑顔で英語を楽しむ園児たち。何人かが私に気づき、手を振ってくれました。今後、英語の文字にも興味を持ち、様々な形で英文に触れ、英語力が育ってくれれればと願わずにはいられません。「うらやましいなあ。」小さな頃に戻りたいなあと思ってしまいました。
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