本文へ移動

☆ひかり通信☆

指さす先には…
2023-12-06
遠い地への旅にあこがれて…
飛行機が離陸上昇を終えるまでに要する時間は約10分。その後は緩やかに上昇を続け、高度10,000m付近を飛行して目的地へ向かいます。この飛行機の高度がどれぐらいかはわかりませんが、3,000mだとしても気温はマイナス6℃ぐらい、10,000mになればマイナス48℃ぐらいという計算になります。またまた現実的な話でした…。
ももぐみの園児3人が先生と一緒に空を見上げ、一人の園児が見上げる方向を指さしています。私もその方向を一緒に見ると飛行機がきれいな飛行機雲を描いています。先生が言いました。「どこへあの飛行機は行くのだろうね!」

時計を見ると10:37でした。「かなり高度を上げていて、西へ向かっているので福岡か那覇へ行く飛行機かなあ?たしか伊丹発10:30のANAの福岡行きの便があったのでは…。」先生の問いかけに、私は頭の中でそんなことを考えていました。

3人の園児の視線は、小さく見える飛行機の姿と白い飛行機雲を追っています。先生はさらに言いました。「遠い遠い素敵なところへ行くのかな?いつかみんなも飛んで行きたいねえ。」やがて飛行機は見えなくなり、それぞれ遊ぶために園庭へ駆けて行きました。

先生の声かけ、素敵ですね!ももぐみの園児たちの想像が、どんなものなのかよくわからない部分もありますが、想像と夢が膨らみますよね。飛行機ではなくて目的地に思いを馳せ、自分の思いを描いていける言葉です。それに比べて私の頭の中は…。
TOPへ戻る