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☆ひかり通信☆

言葉
2024-01-12
面白がらない?悲しむ?
先生とハイタッチしてから園庭へ駆け出す園児たち。元気よくタッチ!
私のことを「組長」と呼ぶ園児は、冬休みが明けてからほとんどいません。しかし、「おっさん」とか「じじい」と言って反応を見る園児はときどきいます。そんな時、知らん顔するか、小さな声で「そんなことを言われると悲しいな…。」と言うようにしています。まあ、おっさんですし、じじいでもあるわけですが…。

そんな言葉を口にした園児の周りの子どもが笑ってくれると、もっといろいろな言葉を発します。私が過剰反応すると、それが叱っていても、悲しんでいても面白がってしまうことがあります。もちろん、人権に関わること、命に関わることでの乱暴な言葉にはキチンと叱ります。そんな時は、目を見て、理由をしっかり言うようにします。「そんなことを言うと、人が悲しく悲しくなってしまうよ。」

根気よく接し、正しい言葉に触れる機会を増やすことが大切です。大人の言葉遣いも問われてくるかもしれません。話すこと、新しい言葉を覚える興味・関心の芽を摘まないように子どもに接することは難しいですが、大きく構えながら、キチンと話したい、伝えたいという意欲を育みたいと考えています。
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