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☆ひかり通信☆

1月17日の青空
2024-01-17
子どもたちの笑顔に思う
本日、園庭開放日でした。すべり台やブランコで、そして砂場で、園にやって来てくれた子どもたちが遊んでいます。ももぐみやぶどうぐみの園児たちも園庭で遊んでいます。青空がきれいです。冷え込みの厳しい朝でしたが、太陽が顔をのぞかせてくれたおかげで、幾分寒さも和らいだように感じます。

阪神淡路大震災が発生してから今日で29年です。あの日の天気が思い出せません。雨ではなかったのですが、空を見上げる余裕がなかったのだと思います。勤務先の小学校へ向かう道から見える倒れた塀、落下した屋根瓦。小学校へ着くと、資料室や図書室がすごいことになっていました。テレビでは、神戸の惨状が繰り返し繰り返し流れていました。

能登半島地震が発生してから16日が経ちました。厳しい寒さ。倒壊した家。火災で燃えてしまった家。輪島市の中学生の集団避難のニュースが報じられています。報道されている映像や写真を見ても空はうつっていません。

人が空を見上げるのは、気持ちを落ち着かせたり、リラックスしたい時、さらには悩みを忘れたい時だと聞いたことがあります。しかし、目の前の状況があまりにも悲惨な時、人は空を見上げることさえできなくなるのかもしれません。

青空の下、笑顔で遊ぶ子どもたち。この笑顔を守りたい!そして、もしもの時には「大丈夫!」と安心させることのできる大人でありたい。青空を見上げながら、そんな思いを新たにする1月17日。
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