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☆ひかり通信☆

なぜ?なぜ?なぜ?
2024-01-26
体を動かすとポカポカする理由
それを朝会の冒頭で進行の先生が言いました。「今日もとっても寒いですね。体操、そしてその後は走って、体を温めましょう!」そして、みんなで楽しく体操し、1分間のランニングの後は、体ポカポカでした。

赤門のところに立っていて、あまりに寒かったので少し体を動かしていたところ、登園して来た園児から質問されましたたことがあります。「園長先生、何してるの?」それに対して「寒いから体を動かしています。」と返事をすると、「何で寒かったら、体動かすの?」とまたまた質問。「体を動かすと、温まるから。」に対しては、「何で体動かすと温まるの?」…。

体を動かすと全身がポカポカ温かくなるのを感じるのは、筋肉にエネルギーが集中し、その代謝が活発になることで、筋肉が熱を産生するからです。発汗により、体はその熱を冷まそうとしますが、それを上回る代謝によって、体が温まったように感じるのです。これをそのまま園児に説明しても、「???」かもしれません。どう、説明すればよいのでしょうか…。

実は、体の中で最も活発に活動し、最も熱を産出するのは「脳」なのだそうです。脳は体の全ての器官をコントロールしていますので、24時間働き続け、常に熱を出しています。疲れてきた時に、外気によって「頭を冷やす」のは意味があることですし、冷たい水で顔を洗ったり、濡らしたタオルで首を冷やすとスッキリするのも脳を冷やすためです。深呼吸も、空気を送り込んで脳を冷やす効果があります。

心身のストレスでも自律神経に影響し、脳が「オーバーヒート」を起こすことがあるそうです。心身のクールダウンは重要ですね。いつも頑張ってくれている私たちの「脳」。大切な大切なものだということを小さい頃から意識させたいですね。
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