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☆ひかり通信☆

卒園おめでとう!
2024-03-16
心から祝福します!
最高気温が20℃に達した暖かな今日、3月16日。卒園式を挙行しました。思い出をたどりながら、未来への希望を胸に、園児たちは羽ばたきました。ゆく道に幸多かれと祈ります。おかげ様で、心に残る式となりました。保護者の皆様、ありがとうございました。
以下、園長式辞の要旨です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
皆さん、ご卒園おめでとうございます
今、もらったばかりの卒園証書
何年も経って、この証書を開いた時、
きっと聞こえることでしょう
友達の声が…
先生の声が…
そして、毎日この園で頑張った自分の姿が
きっと、見えてくるはずです
今日、3月16日、
皆さんは、摂津ひかり幼稚園、摂津ひかりにこにこ保育園を
卒園します
素敵な思い出を積み重ねてきた間に
とても大きくなりましたね
 
保護者の皆様、お子様のご卒園、まことにおめでとうございます
たくましく成長され、
間もなく、義務教育の扉を開けようとする
お子様の姿に
感慨もひとしおのことと存じます
また長きにわたって
大変お世話になりました
心より御礼申し上げます
 
さて、昨年5月に新型コロナウイルス感染症が
5類感染症に移行されました
全てが元に戻ったかのように思いがちですが
多くのかけがえのない命が失われました
また、今年一月一日に発生した能登半島地震でも
多くの方が犠牲になられました
 
コロナ禍の中で、また、震災を目の当たりにして
命の儚さと大切さを
改めて考えさせられたように思います
 
考えてみますと
命とは、つながる鎖のようなものではないでしょうか
もし、自分につながる誰かが
幼い時、若い時に命を失っていたら
ここに自分はいないのです
新型コロナウイルス感染症は
そして、大きな地震は
命のつながりを
断ち切ってしまったと言えるのではないでしょうか
 
これは戦争でも同じことが言えます
今も世界の様々な場所で戦争や紛争が絶えず
多くの子どもたちが犠牲になっています
未来が、そして夢が、失われたことに胸が痛みます
 
今日、卒園する子どもたちには難しい話かもしれません
しかし、自分の命が
かけがえのない、大切なものであること
自分につながる多くの人の命を
引き継いで生きていること
自分を大切にすることで
自分からつながる命も大切にできることを
保護者の皆様からもぜひ伝え続けていただきたいのです
 
同時に周りの人の命も
大切にする心をお子様に
さらに育んでいただきたいのです
命と命がしっかりつながって
卒園するお子様が
思いやりと夢に溢れる社会を
築くことのできる大人になって欲しいと
願わずにはいられません
 
さあ皆さん、摂津ひかり幼稚園
摂津ひかりにこにこ保育園とはお別れです
4月からは小学生です
夢と希望と勇気を持って
たくさんの仲間とともに
未来へと羽ばたいてください
 
それでは、最後にもう一度
心からのお祝いの言葉を伝えます
皆さん、ご卒園、おめでとうございます
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