摂津ひかり幼稚園／摂津ひかりにこにこ保育園|摂津市

今日もこいのぼりに関するお話です。園内を巡回していると、年中のクラスの園児たちと出会いました。手には自作のかわいいこいのぼり！「見て見て！」「私が作ったよ！」「目がカッコイイやろ！」私を囲んで、いろいろ話してくれた後、「みんなに見てもらうねん！」と言って、クラスのみんなで移動していきました。その時、一人の園児が歌っていました。「屋根より高いこいのぼり〜♬」

「懐かしい〜！」子どもの頃、小学校で習い、よく歌ったものです。しかし、マンションが増え、十分な敷地が取れなかったりする住宅事情の変化や、核家族化でこいのぼりを揚げる準備をする人がいなかったりすることから、「屋根より低いこいのぼりと歌詞を変える？」とテレビのニュースでやっていたのを見たことがあります。外に飾るこいのぼりは小さめ・低めのものが主流になっているそうです。さらに、ベランダや小さな庭でも飾れるセットや部屋の中で飾れるものも販売されています。まさに、「屋根より低いこいのぼり」ですね。

年中の園児たちが見せてくれたのも「屋根より低いこいのぼり」です。でも、こいのぼりは子どもたちの「夢」や「成長」、「希望」の象徴です。高いところを力強く泳いで欲しいという願いがあります。時代は変わっても、「屋根より高いこいのぼり」であり続けて欲しいですね。願いとともに、この歌はずっと残って欲しいなあと思います。